しみ・しわ・たるみは年齢の問題だけではありません
しみ・しわ・たるみは、主に中高年以降の方を悩ます症状です。
しかし、しみ・しわ・たるみは年齢の問題だけではありません
肌トラブルがあると、実際よりも老けてみられやすいため、できる限り改善していきたいものです。
しかし中には、「年齢の問題で仕方がないもの」と諦めている方もいるのではないでしょうか?
もちろん加齢の影響もありますが、生活習慣の中にも原因は潜んでいます。
メカニズムを知って、正しいお肌ケアをしていきましょう。
こちらのページでは、しみ・しわ・たるみが起こる主な原因と対策をご紹介しています。
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目次
このようなことに悩まされていませんか?
- しわのせいで老けてみられる
- 顔にできたしみが気になる
- たるみで顔が大きくみえる
- しみ・しわ・たるみを何とかしたい
しみ・しわ・たるみの主な原因について
しみ・しわ・たるみといった肌トラブルは、どのように引き起こされるのでしょうか。
歳のせいだと諦めている方が多いかもしれませんが、日常生活の影響も大きくなっています。
ご自身の生活習慣を見直してみて、当てはまる原因がないか確認してみてください。
皮膚の構造とターンオーバーについて
●皮膚の構造
皮膚は表層から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造になっています。
・表皮:外的な刺激から皮膚を守る。
・真皮:コラーゲン繊維、エラスチン繊維からできており、ハリや弾力の源となる。
・皮下組織:主に脂肪からできており、衝撃から骨や筋肉を守るためのクッションの役割と保湿作用がある
●ターンオーバーについて
表皮において、新しい細胞が生まれては表面から剥がれ落ちていくサイクルを「ターンオーバー」と呼びます。
個人差はありますが、28日ほどの周期で繰り返されています。
しみについて
しみとは、皮膚内にメラニンと呼ばれる色素が沈着した状態を言います。
しみができると、肌が部分的に茶色く見えてしまいます。
●しみの主な原因
・紫外線
紫外線を浴びすぎると、メラニンが過剰に生成され、しみができやすくなります。
・ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーが低下すると、肌にできたメラニンが剥がれ落ちにくくなるため、色素が沈着してきます。
ストレスや栄養の偏り、喫煙、不規則な生活習慣などで、ターンオーバーは乱れやすくなります。
・ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンのバランスが崩れると、メラニンの生成が高まると考えられています。
妊娠や出産、更年期などが、ホルモンバランスが崩れやすい時期として挙げられます。
●しみの主な症状
・そばかす
鼻や頬のまわりに、茶褐色の小さな斑点ができたものです。
主に遺伝が関わっていると考えられています。
・肝斑
頬骨に沿ってできる、左右対称のしみです。
ホルモンバランスの崩れが原因として考えられます。
・紫外線によるしみ
褐色の色素斑が顔まわりにできたものです。
一般的にしみというと、こちらを指します。
しわについて
しわの原因や症状は次のようになっています。
●しわの主な原因
・ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーが乱れて、古い細胞が残り続けていると、お肌のハリが低下しやすくなります。
・コラーゲンの不足
コラーゲンが不足すると肌が乾燥し、しわができやすくなります。
ストレスや睡眠不足などで、コラーゲンの生成が低下しやすくなっています。
・肌水分の低下
乾燥肌はバリア機能が低下し、紫外線の影響を受けやすくなっています。
紫外線の影響で、真皮にあるコラーゲン、エラスチンがダメージを受けると、お肌のハリが失われてしまいます。
・一定の刺激
笑ったり、眉間にしわを寄せたりするなど、一定の刺激によってしわができる場合があります。
●しわの主な症状
・老けて見える
目元やほうれい線のしわがあると、実年齢よりも老けてみられることがあります。
・真性ジワ
深く刻まれたしわのことです。
額や眉間、目のまわり、口のまわりなどにできやすくなっています。
・仮性ジワ
浅めのしわのことです。
保湿などのスキンケアで改善されやすくなっています。
たるみについて
たるみの原因や症状は次のようになっています。
●たるみの主な原因
・表情筋の衰え
顔まわりにある表情筋が衰えると、肌が垂れ下がりやすくなります。
・頭部の硬さ
顔まわりの皮膚は頭皮と繋がりが強くなっています。
そのため、頭部の硬さが顔のたるみにも関連してくると考えられています。
・肌弾力の低下
ターンオーバーの乱れで、肌の弾力が低下すると、お肌が垂れやすくなります。
特に睡眠不足によって、ターンオーバーは低下しやすくなっています。
・同じ方向を向いて寝る
下になっている方が、重力の関係で垂れ下がりやすくなります。
●たるみの主な症状
・肩こり
顔の硬さから首、肩の緊張へと繋がりやすいため、肩こりが生じることがあります。
・頭皮が硬くなる
表情筋の緊張から、頭皮の硬さにも繋がりやすくなると言われています。
日常で行えるしみ・しわ・たるみの改善・予防法
しみやしわ、たるみは、紫外線や生活習慣の乱れなどから引き起こされると考えられます。
原因を考慮に入れて、こちらでは、自分で行えるしみ・しわ・たるみの対処法をご紹介します。
毎日のケアで、健康的なお肌を取り戻しましょう。
しみ・しわ・たるみの改善方法
しみ・しわ・たるみを改善するには、次のような対処法が挙げられます。
●しみへの対処法
・ビタミンCを取るように意識する
しみには、ビタミンCの摂取が有効です。
ビタミンCには、メラニンの生成を抑制する作用や、酸化によって黒くなったメラニン色素を還元する作用があると考えられています。
赤ピーマン、黄ピーマン、ブロッコリー、柑橘類、キウイなどに、ビタミンCは多く含まれているため、積極的に摂取しましょう。
その他、ビタミンA、ビタミンEにも、メラニンの酸化を抑える作用を期待できます。
ビタミンA:かぼちゃ、ほうれん草、トマトなど。
ビタミンE:アボカド、アーモンド、くるみなど。
・しみ用の塗り薬を使用
メラニンの抑制を抑えたり、皮膚の代謝を活性化したりする、しみ用の塗り薬を使用する方法があります。
塗り薬は、医療機関にて処方してもらいましょう。
●しわ・たるみへの対処法
・保湿
お肌が乾燥していると、真皮にあるコラーゲン繊維やエラスチン繊維の弾力性が低下しやすくなります。
そのため、しわ、たるみの改善には、保湿が大事と言われています。
洗顔で皮脂を洗い流したあとに、化粧水をたっぷりとお肌に塗りこみます。
また、肌の水分が蒸発しないよう、乳液もつけるようにしましょう。
・睡眠をしっかりとる
睡眠不足は、ターンオーバーの乱れを生みます。
規則正しい生活を心がけ、毎日7時間以上は睡眠をとるようにしましょう。
・表情筋を良く動かす
大きく口を開けて「あいうえお」の口の形を作りましょう。
口だけではなく、目やおでこ、眉のあたりも動かすようにしてください。
表情筋が鍛えられると、垂れ下がった肌も上にあがりやすくなります。
・骨格筋をほぐす
顔や頭皮が硬くなっていると、お肌のハリが低下しやすくなります。
指の腹を使い、ほおや顎、目のまわり、額、頭皮にかけて優しくほぐしていきましょう。
しみ・しわ・たるみの予防法
しみ・しわ・たるみを起こさないよう、普段からケアしておきましょう。
●紫外線対策
紫外線は、肌トラブルの主な原因となります。
そのため、日常的に紫外線対策に力を入れておきましょう。
※夏場だけではなく、3〜6月あたりも紫外線は強くなっています。
・日焼け止めを塗る
顔全体から首元まで、まんべんなく日焼け止めを塗ります。
紫外線は窓を通過して、室内にも入ってきます。
そのため、外出時だけではなく、室内にいるときや車の運転時にも塗っておくことをおすすめします。
また、「べたつくのが嫌」「もったいない」などで使用量を減らすと、十分な効果を得られないことがあります。
汗をかいたらこまめに塗り替えるようにして、しっかりと紫外線を防ぐようにしてください。
・日傘、帽子、サングラスなど
日焼け止めに加え、日傘や帽子、サングラスなどを使用すると、より紫外線を防ぐことができます。
●適度な全身運動
毎日20〜30分ほどのウォーキングを習慣にしましょう。
適度な全身運動には、ターンオーバーを活性化させる作用を期待できます。
紫外線を防ぐために、夕方日が沈んだ後に歩くと有効的です。
またウォーキングだけではなく、水泳やラジオ体操、ジョギングなども、手軽にできる全身運動として挙げられます。
●ストレスを溜めない
ストレスは、自律神経の乱れから肌の血行を悪化させるため、肌トラブルの原因になります。
そのため、意識的にストレスを発散するようにしましょう。
・散歩する
・映画鑑賞する
・自然に触れる
・友人と何気ない会話を楽しむ
・入浴する
といった対策が挙げられます。
●禁煙、禁酒
アルコールやタバコは、肌の老化を進行させると言われています。
お肌の健康を考えると、禁煙、禁酒することをおすすめします。
そるーな鍼灸院整骨院の「しみ・しわ・たるみ」のアプローチ法
しみは、ニキビと同様に皮膚疾患の1つと捉えられているため、表面からのアプローチだけでは完治することは難しいと考えられています。
当院では、新陳代謝が低下して、しみができやすい状態に陥っている身体の状態を改善していくことを目指します。
美容鍼で心身の巡りを整え、ターンオーバーを促すことで現状のシミの対策、さらもシミになりにくいお身体づくりをサポートいたします。
しわは主に膠原線維と弾力線維の活力減少が原因と言われています。
しわの生じやすい前頭筋、眼輪筋、口輪筋の皮下組織に鍼を打つことで、血流の巡りが良くなり、お顔の血色が良くなります。
また、たるみの原因でもある、筋肉の動きも良くなるので、お顔も自然と引き締まり結果的にお肌のハリを取り戻せます。
「美容鍼」は、筋肉や血流を整える「健康」の上にアンチエイジング効果を得られるのが特徴の1つです。
①顔に針を打つと小さな傷ができる
②傷を治すために自然治癒が働く
③線維芽細胞によりコラーゲンやエラスチンが産生される
④コラーゲンやエラスチンが規則正しく配列する
⑤増殖した弾性繊維が規則正しく配列されると肌に弾力が生まれる
当院では、「鍼」と「パルス通電」を組み合わせて使います。
凝り固まった筋肉をほぐし、一つひとつの筋肉が元の位置に近いところに戻ることでたるみしわの軽減と予防になります。
また、鍼がどうしても嫌で施術が受けられないと思ってしまっている方向けのメニューもご用意しておりますのでお気軽にご相談ください。
著者 Writer
- 羽藤 頌子(ハトウ ショウコ)
- 所有資格:鍼灸師
生年月日:10/20
血液型: B型
出身: 船橋市
趣味: ソフトボール・海に行くこと・甘いものを食べる
得意な施術: 整体、美容鍼
ご来院されるお客さまへ一言:当院は、最初のカウンセリングはもちろんですが、毎回ご来院された際にはカウンセリングを行い、その日、その時に合った施術を提供します。
患者様に寄り添い、つらい症状を早く改善できるように、サポートいたします。
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