電気療法はどういった施術なのでしょうか?
整体院では、手技や鍼灸に加えて、電気を使った施術を行うことがあります。
マッサージ作用はもちろんのこと、その他さまざまな作用が電気には期待できるのです。
こちらのページでは、当院の「電気療法」について、機械の種類や特徴、期待される効果をまとめてあります。
長年の身体の痛みや、自律神経の乱れ、ケガの後遺症などでお悩みの方は、ぜひご参照ください。
-
目次
このようなことに悩まされていませんか?
- 四十肩・五十肩で腕をあげにくい
- ギックリ腰を繰り返す
- スポーツで怪我をした
- 自律神経の乱れで体調が良くない
電気療法の仕組みや種類について
整体院では手技だけではなく、物理療法(機械を使った施術)も行っています。
その中でも、特に使用されている機械が「電気療法」です。
こちらでは、電気療法がどういった施術なのか、機械の種類や仕組み、特徴などをご紹介します。
また、電気療法は手技や鍼と組み合わせることで、より施術の効果を高められると言われています。
電気療法について
人間の身体には元々微弱な電気(生体電流)が流れており、外部からの電気刺激に反応しやすいという特性があります。
その特徴を生かし、身体に電気を流すことで、患部の治癒力を高めていく施術が「電気療法」です。
当院の電気療法では、主に次のような機材を使用しています。
電気療法で使用する機材
●低周波機器
低周波機器は、1〜999Hzの電気を身体に流す機器です。
(主に1〜200Hzの周波数が使用されます)
電気刺激によるマッサージ作用と鎮痛作用(ゲートコントロール)を目的として、低周波療法は行われます。
・マッサージ作用
身体に電気を流すことで、筋肉が収縮・弛緩を繰り返します。
すると、筋肉のポンプ作用で血行が改善され、筋肉に溜まった発痛物質も排出されやすくなります。
低周波は皮膚抵抗が大きく、ピリピリとした痛みを感じやすいため、主に皮膚表面にある筋肉を緩めるために使用されます。
・鎮痛作用(ゲートコントロール)
ゲートコントロール理論とは、「弱い刺激を皮膚に加えることで、痛みのゲート(経路)をブロックする」という考え方になります。
皮膚の触覚神経の方が痛覚神経よりも伝達速度が速く、脳に信号が送られやすいため、痛みの遮断が期待できるのです。
高い周波数の方が、痛みに対する即効性は期待できますが、通電をやめると症状が戻りやすくなると言われています。
一方弱い電気では、効果を実感するまでに時間はかかりますが、その分鎮痛作用が長持ちするとされます。
●干渉電流型低周波機器
干渉波とは、1000Hz以上の中周波を体内で衝突(干渉)させ、新しい周波数の電流を発生させる機器になります。
皮膚表面の刺激である低周波に比べ、身体の深部に電気を流せることが特徴です。
※例えば、1000Hzと1050Hzの電流を干渉させると、体内には差分の50Hzの低周波電流が発生します。
干渉波は、主に筋肉をもみほぐすマッサージ作用や、筋力トレーニングなどを目的として使用されます。
●パルス
パルス波とは、短時間の間に発生する、一定の間隔を持った電気刺激のことです。
ツボに刺した鍼に端子を繋ぎ、パルス波を流すこともあります。
パルス波は、電気刺激によるマッサージ作用に加えて、自律神経の働きを正常化にする作用も期待されます。
・遠赤外線
電気ではありませんが、遠赤外線という機器もあります。
遠赤外線の作用で身体の深部を温め、緊張を緩めたり、血行を促したりすることが可能です。
電気療法による効果・メリットについて
電気を身体に流すと、患部にマッサージ作用や鎮痛作用を発揮できるとされています。
それでは、具体的にどのような症状で電気療法は有効なのでしょうか。
電気療法によって起こる身体の変化や、改善が期待される症状をこちらで詳しくご紹介します。
電気療法の効果・改善が期待される症状
●電気療法の効果
電気を流すことで、身体には次のような作用が期待されます。
・疼痛の緩和
電気刺激で筋肉のポンプ作用が活性化し、血流が改善されるため、身体に溜まった発痛物質が除去されやすくなります。
また電気刺激には、神経の興奮を抑える作用もあるため、痛みの緩和が期待されます。
・筋肉の緊張を緩める
電気によるマッサージ作用で、筋肉の緊張が緩和されやすくなります。
特に当院の干渉電流型低周波機器は、3方向から電気を干渉できるため、深部の緊張も緩められるようになっています。
(一般的な干渉波は2方向と言われています)
・筋肉の賦活化
普段使っていない筋肉を電気刺激で動かすことにより、筋肉の賦活化(活性化)が期待できます。
●電気療法によって改善が期待される症状
電気療法を使用することで、次のような症状改善が期待されます。
・肩こり、腰痛
筋肉の緊張を緩め、血行を促進させることで、肩こりや腰痛といった症状の改善が期待されます。
また、干渉波を使用することで、身体の深部までほぐせるようになると言われています。
・膝、足首の痛み
電気刺激は筋肉だけではなく、関節の痛みにも有効的です。
関節周辺の血行を促すことで、膝や足首の痛みも緩和されやすくなります。
・関節拘縮、筋萎縮
筋肉の緊張がほぐれると、関節が動かしやすくなります。
また、筋収縮がスムーズに行えるようになるため、筋力の回復も図れます。
そのことで、四十肩・五十肩や外傷の長期固定から起こる関節拘縮、筋萎縮などの改善が期待されます。
・自律神経症状
パルス波には、自律神経の働きを調整する働きが期待されます。
交感神経と副交感神経のバランスが整うことで、頭痛やめまい、吐き気、消化不良といった不定愁訴の改善が期待できます。
また、鍼によるツボ刺激と組み合わせると、さらに効果が高まります。
・神経痛
パルス波には、知覚神経の閾値(刺激を感知できるかどうかの境目にあたる刺激の強さのこと)を上げる作用があると言われています。
神経根症状(神経の圧迫から起こる痛み、しびれ)のある箇所にパルスを流すことで、神経痛の緩和が期待されます。
また、低周波によるゲートコントロールによっても、神経痛の緩和を期待できます。
そるーな鍼灸院整体院の「電気療法」
当院では「イトー超短波ES5000」「パルス機器」「遠赤外線」などをご用意しております。
●イトー超短波ES5000
炎症性の痛み(例、ぎっくり腰、寝違え、捻挫、骨折、肉離れなど)や慢性の痛み(例、腰痛、関節可動域制限、繰り返し起こす怪我、関節水腫など)には、それぞれの症状にあった電気のモード、周波数、出力を合わせて使用します。
症状に合わせて変えることで、より早い段階で症状の改善が見受けられます。
また、ケガの予防や姿勢の改善にも使用することがあります。
●パルス機器
当院では、お身体の不調やお顔の施術などで使用しています。
鍼に電気を流すことで、筋肉の緊張緩和はもちろんですが、炎症の鎮静や自律神経の調節などにも効果的です。
●遠赤外線
深部まで温めることが可能で、関節痛や鍼施術などお肌を露出するときに使用すると、より効果的です。
よくある質問
-
揉み返しは起こりますか?
-
個人差によりますが、血流が滞っている部分に刺激を入れるため、人によってはもみ返しが起こる場合もあります。
-
どんな施術をしますか?
-
お身体のゆがみの原因となる筋肉をトレーニングやほぐすことで整えていきます。
-
痛みがあるところのみの施術ですか?
-
患者様の姿勢や日常生活を考え、全体的に施術することが多いです。
著者 Writer
- 羽藤 頌子(ハトウ ショウコ)
- 所有資格:鍼灸師
生年月日:10/20
血液型: B型
出身: 船橋市
趣味: ソフトボール・海に行くこと・甘いものを食べる
得意な施術: 整体、美容鍼
ご来院されるお客さまへ一言:当院は、最初のカウンセリングはもちろんですが、毎回ご来院された際にはカウンセリングを行い、その日、その時に合った施術を提供します。
患者様に寄り添い、つらい症状を早く改善できるように、サポートいたします。
関連コラム
COLUMN
2024年10月の営業スケジュールはこちら
2024年8月の営業スケジュールはこちら
2024年7月営業スケジュールはこちら
2024年6月の営業スケジュール
2024年5月の営業スケジュール
2024年2月のお知らせ
季節の変わり目に体調を崩す理由とは?
9月の診療日、休診日のお知らせ
施術一覧
TREATMENT LIST
美容鍼
鍼灸
整体
電気療法
産後骨盤矯正
カッピング
訪問施術
当院のご紹介
ABOUT US
そるーな鍼灸院整体院
- 住所
-
〒273-0046
千葉県船橋市上山町3-531-27
- 最寄駅
-
馬込沢駅から徒歩15分/法典小学校から徒歩5分
- 駐車場
-
あり(向かいの月極駐車場1番、15番、17番)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10:00〜12:30 | ● | ● | ● | - | ● | ▲ | ▲ |
16:00〜20:00 | ● | ● | ● | - | ● | - | - |
- お電話でのお問い合わせ
-
047-407-2387
- Web予約はこちら24時間受付